飲食業界で学んだ、接客業における一番大切なこととは?プロダクトスペシャリスト課 課長代理 河内

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飲食業界で学んだ、接客業における一番大切なこととは?プロダクトスペシャリスト課 課長代理 河内
プロダクトスペシャリスト課 課長代理 河内(こうち)さん 飲食業界で学んだ、接客業における一番大切なこととは? SOU入社後、転勤を含めて様々な店舗で働く中で見つけた視点とは?   -よろしくお願いします。河内さん、SOU TIMESはご覧になられていますか? はい、欠かさず読んでいますよ! 印象ている記事ってありますか? プロダクトスペシャリスト課 課長の佐藤さんの記事ですね。尊敬していますので(笑) ありがとうございます(笑) 今回はその佐藤さんからの推薦もあり、プロダクトスペシャリスト課の特集を二部編成で組ませていただきました!その第一弾として今日はよろしくお願いします。まずはご経歴からお願いします。 京都府出身で高校を卒業後、食品メーカーに就職し、工場で商品を袋詰めする工程を担当していました。 入社から2年半ほどたった頃に、このまま今の環境で一生を過ごすのはどうなんだろうと疑問に感じたんです。もっと違う分野で挑戦して、自分の実力を試したいなと。 なるほど。 やりがいは非常にありましたが、もともとは、挑戦し続ける人生を送りたいと考えていたため、転職を決意しました。 全くの異分野へ? はい。父親が電気工事関連の仕事をしていたので、同じように作業服を着て電気工事や塗装などを行う、いわゆる現場関係の仕事をすることにしました。 環境がだいぶ変わられましたね苦労ってありませんでしたか? そうですね(笑)現場関係の仕事って基本的に怒られながら、怒鳴られながら教育されるので最初は大変でしたね。「勝手にやれ」「見て覚えろ」と…毎日怒鳴られて、教えてもらってないことで失敗するとまた怒られ…精神的にはタフになりました(笑) 河内さん22 大変ですねその中で、どんなことを学びましたか? 部下の育成の部分で、ちゃんと言葉で伝えて教えることの大切さを学びました(笑)ある意味、反面教師にしていると言いますか。まずは、何ができないのか?なぜできないのか?をちゃんとクリアにして気づかせることが一番大切です。 その次に、できないことや課題を明確に理解できるようにサポートする。当たり前なんですが、そういう教え方を自分はしていこうと決めましたね。 人に何かを教える、伝えるということはどういうことなのか?を学んだんですね そうですね。深いことでもなんでもないんですけどね…。 いえいえ、大切なことだと思います!現場関係のお仕事の次はどんなことをされたんですか? 料理を作るのが好きだったので、飲食業界へチャレンジしました。 シェフですか?詳しく教えてください! まずはアルバイトで焼き鳥屋の調理スタッフとして働くことにしました。働いていく中で焼き鳥屋の面白さは感じていたんですが、当時はもっと料理のバリエーションを増やしていきたいなと思ったんですよね(笑) なのでそこから創作イタリアンをメインにしているレストランに転職しました。創作料理なので、料理の幅が広くなり、自分の腕が上がっていくのが楽しかったですね。 成長を日々感じていたんですね はい!早朝から夜遅くまで働きながら、独学で調理師免許を取得するための勉強をする毎日でした。 ちなみに得意料理はなんですか? 得意料理は…たぶんなんでも作れると思います。おそらくSOUの中ではレパートリーの多さ、味も含めて誰にも負けないと思っています!(本気) 料理人として成長された河内さんが次に挑戦されたのはなんだったんでしょうか? 祇園の焼き鳥屋から、店長として働かないかとオファーをいただきました。 焼き鳥?原点回帰ですか? そうなんです。原点回帰です(笑)ただ、店の切り盛りを自分の権限でやった経験はもちろんなく、場所が祇園という京都でも屈指の繁華街であることから、むしろ初挑戦のような感じでしたね。 お誘いをいただいたときにも言われたんですが、祇園では味はもちろん、お客様との対話が非常に大切であると。。料理の味や技術には自信があったので、お客様に対する接客など料理以外に別の武器を身に付けたいと思い、転職を決めました。 店長になられて、実際どうでしたか? それが最悪でしたね…私が店長になってから、客足は右肩下がり。当たり前ですが、それに伴い売り上げも右肩下がりです。「人が変われば味が変わる。店が変わる。」と言われますが、この言葉通りの結果になってしまいました。 河内さん⑤ (1) 何が原因だったんですか? 原因が何か本当に色々考えました。周りの人にも率直に意見を聞いて回りました。結果、もともとは味で勝負していこうと思っていたんですが、「人」が一番重要なんだなと。それまでは、料理の味には絶対的な自信があり、お客様もそこに不満を持っている感じではない。 自分としては、美味しいものを提供しているのでお客様は来てくれるだろうと勝手に思い込んでいたんだと思います。 その後は何を変えられたんですか? とりあえず一言でも良いので、お客様に自分から話しかけることを徹底しました。富裕層の方も多いので、会話の内容についていけるようになることをまずは目標にして、その後は自分から情報提供ができるようになるため祇園のみならず色々なところに出歩き情報収集をしていました。 飲食業界で働いて学んだことってなんですか? 自分本位ではなく、お客様視点に立って考えること。お客様に居心地や空間の快適さを提供し、このお店を自分の居場所だと思っていただくことこそが一番重要であるということでしょうか。 厚かましいのですが…料理人の時には閉店時間を過ぎてもお帰りにならないお客様がいらっしゃると、締め作業ができないのでやきもきしていたんですが、それだけ長居していただけるということは、お客様に居心地の良さを感じていただけている証拠なんだと思えるようになりました。 それは料理の質だけではなく、接客やコミュニケーションなどソフト面に対しても大きなカギになることを学びました。この時の体験は現在SOUで働いていても非常に活きていると思います。 大変勉強になります。 お待たせしました。 この後やっとSOUに転職するんです(笑) いよいよですね!(笑)どんな理由でSOUへ? 飲食業界で感じた接客や接遇、コミュニケーションの部分で勝負したいと思い、営業職に挑戦しようと決めました。それと同時に上にどんどん挑戦していける環境で働きたいなと。友人がチケットショップで働いていて、話を聞く中でリユース業界という存在を知ったんです。 調べるうちにだんだんと興味が湧いてきたので、業界を色々と調べたんですよね。最終的には同業大手2社とSOUの3つに絞ってそこからどこに挑戦しようかと考えました。 SOU以外の2社はもともと私も知っているくらいに知名度があったんですが、当時はSOUの買取事業ブランド「なんぼや」の知名度は全然高くなくて、周りに知っている人もいませんでした。 知名度がある会社には人がたくさん集まって、ライバルが多いので上に上がるには時間がかかりそうだなと思い、SOUだ!と(笑) 河内さん② (1) 戦略家ですね(笑) あとは、当時SOUの大阪オフィスをグランフロントに移転するタイミングだったんですよ。 グランフロントに移転するほど勢いのある会社で上を目指すのはやりがいがあるなと思い、これが最後の転職だと決意して面接に挑みました。 入社後ギャップはありませんでしたか? 接客経験はあったものの営業経験はなかったので、最初は苦労しましたね。ただ、ブレていなかったのは飲食業界で学んだ、「対話を通して居心地の良さをどう感じていただくか」「その環境を提供するためには何が必要か」という姿勢です。 飲食業界の時と比較して大きかったのが、自分には料理という絶対的な自信であり武器があったのですが、今回はその武器がなく自分の人柄で勝負する必要があったことですね。  営業として求められる大切な視点ってありますか?河内さんの持論を教えてください。 お客様と我々がWin-Winになるための答えは何か?を常に考え続けることでしょうか。お客様にご来店いただいた際に売買不成立だったとしても、お客様からまた相談させて欲しいと言われることは当社にとってはWinですよね。 お客様のWinから逆算して、当社のWinをどれだけいただけるかどうかを短期的な視点だけではなく、中長期的な視点で捉え実践することがとても大切だと思います。 ありがとうございます。もともとは大阪の店舗に配属となり、 その後九州へ転勤。帰ってこられて今度は神戸と、色々な拠点で経験を積まれたとお聞きしました。 はい、転勤もしましたね。初回の転勤は入社して数ヶ月後だったのですが、転勤を希望する先輩が当時いなかったので、ステップアップするための良い機会だと捉えて、自分から「行きたい」と上司に伝えました。思ったより九州での生活は長くなり、1年以上いましたけどね(笑) そうなんですね(笑) 現在はプロダクトスペシャリスト課に席を置いていらっしゃる河内さんの原動力ってなんですか? 様々な業界に身を置きながら、終始一貫しているのが「自分の武器は何か?」という答え探しのような感じでしょうか。実は、プロダクトスペシャリスト課も自分から志望したんです。相場観や真贋を見極める能力が高いと自負していたので、それらの武器を生かせる場所はどこだろうと考えたらプロダクトスペシャリスト課だったんです。 自分の強みをしっかりと認識して、それを生かす場所を見つける。 もちろん自分よがりではなく、「会社にとって自分は何を担うべきなのか?」という視点を持っていることは前提です。 「自分の強みを生かす場所を見つける」ですか。なるほど。 プロダクトスペシャリスト課に来て、買取りの情報しか持っていなかった自分が販売の情報も知ることができて、より世界が広がった感覚はあります。 ものすごく貴重な情報が山のようにあるので、次はこの情報をどうやって生かすのかということを考えています。 情報を余さず生かすことをミッションとして、会社を更に盛り上げていきたいと思っています。 貴重なお話をありがとうございました! ありがとうございました。

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