記事は掲載日時点の内容です。2022年11月に理念を変更しています。

バリュエンスでは、「らしく、生きる。」[※1]ための行動指針として、5つのSpiritを掲げている。年に一度、全社行事で5つのSpiritの体現度の高い社員を表彰しており、2021年にSpiritの1つである「謙虚に、尖んがれ。」で表彰されたのは、カスタマーサポート課から法務部へ異動し、様々な案件に携わり貢献している根釜さんだ。少しでも誰かの役に立てるように今の自分が得意なことを最大限に活かしながら、未経験の業務にチャレンジしている。仕事に集中するほど顔が怖いと言われるが、関西人だから盛り上げたい精神もあると話す根釜さんにとって「らしく、生きる。」はどのように作用しているのだろうか。今回は、法務部で成長を続ける根釜さんに、法務部の業務と「らしく、生きる。」ことについて聞いてみた。

※1:記事は掲載日時点の内容です。2022年11月1日より企業理念を刷新しました。
新パーパスは「Circular Design for the Earth and Us」、新ミッションは「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」を掲げています。

根釜 沙良 (Negama Sara) 
法務部
2020年4月、ホテル業界からバリュエンスに入社し、カスタマーサポートを経験後、法務部へ。法務部では、研修関連業務や契約書の確認など幅広い業務に奮闘中。

法務部で扱う幅広い案件に携わり、事業部の皆さんに貢献していけるようになることが目標!

-最初にバリュエンスで配属されたカスタマーサポート課での経験を教えてください。
お客様からの受電対応(電話での問い合わせの対応)で、具体的には電話での買取査定や道案内などの対応をしていました。カスタマーサポート課に配属された当初はミスを減らすことを目標にしていました。ミスが減ってくると、受電対応数を目標に設定していました。
電話対応の中でお客様のお問い合わせを解決していくのですが、話しながら相手の要件を整理して会話を進めていく力はカスタマーサポートで鍛えられたと思います。

-法務部での現在の業務を教えてください。
研修関連業務、警察対応、契約書の作成・確認などをしています。警察対応がメインの業務ですが、契約書の作成や確認も実務を通じて身につけています。契約書の作成業務は、契約書の雛形の内容を理解し、重要な部分を把握するところからスタートしました。契約書確認依頼の場合は先方の雛形なので、必要な条項があれば追記いただくよう先方へ提案するなどして、先方と当社の考えをすり合わせたりしています。

また、各事業部門の方から質問を受けることも多くあります。まだ私一人では判断できない内容については、部内確認の上、進めています。法務部の皆さんは業務量が多い中でも、ミーティングや解説などに時間を割いてくださいます。自分で考え対応できる案件が少しでも増えるよう、経験を積んでいきたいと思います。

それ以外にも法務部では、ホームページや各種キャンペーンの文言、表記について法的に問題がないかを確認しています。ロゴなどの商標を取ったり、お客様からのクレームに関する相談もあったりします。会社にとって影響の大きい案件に関しては複数人で対応するような流れが多いのですが、各自が一人で担当している業務もあり、私の場合は社員研修を担当しています。入社時の個人情報やコンプライアンスに関する研修資料の作成やビデオ作成をしたりしています。
法務部では、日々のルーティン業務に加えて、新たな案件も頻繁に発生します。案件が似ていたとしても、シチュエーションは異なるため、その都度考えて対応する必要があります。このような環境だからこそ、自分から能動的に行動していくことが多くなったと思います。

-法務部での目標がありましたら、教えてください。
法務部の業務は本当に幅が広く、よく相談を受けている部署は全国に展開するブランド買取専門店「なんぼや」の運営等を行う買取事業本部、「なんぼや」のWebサイト運営やマーケティング施策を実施するマーケティング本部、スポーツチーム公認オークション「HATTRICK」の運営等を行う事業戦略本部のファンクリエイト事業部ですが、ほぼ全ての部署と関わりがあると思っています。

法務部の業務には何でも関わってみたいと思っています。その中で、自分がどういった領域でキャリアを積んでいくのか、どんな領域が得意なのかを考えていきたいためです。例えば、各部門の担当者から大きな相談を受けた時に、法務部内だけで完結させるのか、弁護士にも相談するべきなのかを判断する必要があります。そのような判断も含めて、どのように問題を解決していくのか自分の中で考えて、解決に向けて案件を推進していけるようになりたいと思っています。

新たな経験を求めて法務部へ

-異動という新しいチャレンジを選択したと思いますが、新しい経験は良かったですか?
私は、ホテル業界から転職し、バリュエンスのカスタマーサポート課で業務をしていました。前職のホテル業界からずっとお客様への対応が中心で、バリュエンスに入社してからも毎日お客様への電話対応を行っていました。受電対応の業務に慣れてきた頃、新しい経験を求めている自分に気づき、新たな挑戦をすべきかを考えていました。そんな時に社内公募で法務への異動を希望しました。バリュエンスには社内公募の仕組みがありますので、チャレンジがしやすい環境だと思います。

カスタマーサポート課では目の前のお客様への対応が主でしたが、法務部に異動したことで、社内の方々との関わりが増えました。
また、法務部では他部署から様々な相談を受けたり、新しい情報の共有を受けたりします。会社の方針や今後の方向性も確認できるのが、法務部の魅力の一つであると思っています。またカスタマーサポート課では業務フローが確立されていましたが、法務部ではイレギュラーな対応が多く、実務の中でスキルをつけていく必要があります。そのため自分から能動的にスキルや考え方を習得していかなければならないので大変ですが、楽しいです。

-「謙虚に、尖んがれ。」を受賞した感想を一言!
本当に驚きました。
法務部の皆さんをはじめ、関わる他部署の方々にたくさん支えていただき、この受賞に至ったと思っております。いつもご教授のほど、ありがとうございます。まだまだ未熟で自分にできないことが多い中で、この受賞はこれからの自信につながるものとなりました。

「らしく、生きる。」」[※2]ことで周りの目を気にし過ぎなくなった

-仕事をする上でもっとも意識しているSpiritはありますか?
「個性を掛け算せよ。」
法務部での業務は未経験なので、自分の個性を少しでも掛け合わせて、ちょっとしたことでも役に立てることがあればと思っていました。
例えば、消費税記載方法の変更に伴い、買取金額等の総額表示について資料を作成するときがありました。パワーポイントで1枚の資料なのですが、わかりやすいように図表を使って資料にしました。その資料は法務部での初めての資料作りでしたが、好評だったので嬉しかったです。昔から勉強するときに、文字ではなく画像や絵、図にして理解してきたので、資料作成の仕事は自分の個性を活かすことができるんだと思えました。

-「謙虚に、尖んがれ。」を受賞した感想を一言!
実はそこまで意識はしていなかったのですが、法務部で仕事する上で仕事を早く覚えて流れを掴むためにも、意識的に多くの業務に関わるようにしていました。関わっている案件はできるだけ自分で調べて、確認が必要なところは先輩や上司に確認し、私が対応できる部分は進んで対応してみるようにしています。

「謙虚に、尖んがれ。」で表彰されて、改めて、自分の得意なことで会社・組織に貢献できているんだなと思うことができました。

-根釜さんにとって「らしく、生きる。」とはどんなことだと解釈していますか?
「らしく、生きる。」は人によっても違うのかなと思います。
私は小学校の頃から他人から見られていると意識することが多いほうだと自覚していて、今でも周りの目を意識して「ちゃんとしないといけない!」と思っています。これは人として正しく生きる上でも必要な「自分の長所である」とも思っています。

仕事中も気が強そうだとか、顔がこわいだとか言われます。でも、関西人なので笑いを取ったり、場を盛り上げたりしたいなとも思っています。今はオンとオフで差がありますが…自分にとっての「らしく、生きる。」をまだまだ探していきたいです。「らしく、生きる。」を自分の中で見つけることができれば、今よりもっとキャリアやプライベートも充実するのかなと思っています。

バリュエンスは、会社が成長しようという動きや変化がたくさんあり、自分たちが日々スキルや経験を積み重ねることにより、会社も成長しているような実感を持つことができます。また、意見や提案がしやすい環境で仕事に挑戦できるので、自分の成長にもつながると私は思います。

※2:記事は掲載日時点の内容です。2022年11月1日より企業理念を刷新しました。
新パーパスは「Circular Design for the Earth and Us」、新ミッションは「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」を掲げています。