記事は掲載日時点の内容です。2022年11月に理念を変更しています。

バリュエンスでは、年に一度、バリューデザイナー(鑑定士)を対象に、傾聴力、課題発見力、提案力、お客様のリピート数など大きく4つの項目から採点されるValue Designer Contestを実施している。各ブロックで予選があり、予選を勝ち抜いた3名が決勝戦に進出する。決勝戦は全社行事の中で行われ、全従業員からの投票で最終順位が決定する。

今回はValue Designer Contest 2021で入社から1年半で見事2位に輝いた東日本営業部 横浜ブロックの田中 健さんにValue Designerとして仕事とスキルの磨き方を聞いた。

田中 健 (Tanaka Ken) 
東日本営業部 横浜ブロック 横浜店
大学卒業後に薪ストーブやペルシャ絨毯の販売を行う企業で営業職と宅配サービスを経験後、バリュエンスへ入社。現在、横浜ブロックでバリューデザイナーとして買取営業を担当。

不成立の商談でも成立の商談でも自分自身でフィードバックをしてスキルアップ

-バリュエンスでバリューデザイナーになろうと思った理由を教えてください。
1社目が販売・接客業だったので、人との会話をメインとする仕事を中心に探していました。バリュエンスのバリューデザイナーは、お客様からモノを買取る営業です。販売ではなく、モノを買取るという接客はイメージがつかないからこそ、興味を持ちました。1社目と同じことを経験するより、少し違う経験をした方が経験の幅が広がるように思いました。

面接を通して、バリュエンスは会社全体で成長していくことを考えているなと感じ、バリュエンスで働けば自分が成長する機会も多くあるだろうと考えました。

-現在の業務を教えてください。
バリューデザイナーは、「なんぼや」にご来店いただいたお客様への接客が主な業務です。接客以外の時間は、LINE登録をしていただいているお客様に、再来店していただけるようにLINE上でお知らせを配信したり、店舗の数値管理なども行っています。普段から自分で気づいたことは主体的にやるようにしていて、意識を変えただけでできることはたくさんあるんだなと実感しています。

-バリューデザイナーの仕事は慣れるまで大変でしたか。
最初は、販売営業と買取営業の接客の違いに苦労しました。私の印象ですが、販売営業は、商品をお客様のニーズに合わせて当てはめて、「この商品がいいです!」という感じで商品自体を褒めていました。一般的な販売営業は、商品を褒めてお薦めするというスタイルになると思います。

それとは変わり、買取営業ではそもそもどんな商品が持ち込まれるかわからないというところが大きく違います。もちろんお客様は少しでも高い金額で買取りして欲しいと思っているわけで、ご提案する買取金額がどうして適切なのかを伝えることが正直難しかったです。苦労はしたのですが、ご提案する買取金額の妥当性を説明ができるようになってからは、商談が上手くいくようになりました。

入社後、通常は研修が本社で行われていたのですが、私はコロナ禍での入社でしたのでリモートでの研修でした。座学の研修1ヶ月間で基礎的な部分を教わり、その後、店舗に配属されてから2カ月間の研修がありました。研修期間があるというのは正直働きやすいと思います。店舗に配属されてから店舗の業務やロープレを始めて、買取金額の説明を実践できるレベルにしていきました。また、営業部は基本的には同じブロックの店舗同士で連絡を取りやすい状態にしているので、他店舗の先輩にオンライン相談できることも心強いです。

-どうやったらバリューデザイナーのスキルを上げていけますか。
1回の商談の質をどれだけ高められるかだと思います。自信を持って商談に臨めるようになるまでの最初の1〜2カ月は、不成立の商談でも成立の商談でもフィードバックを自分自身でしていました。この対応は良かったから次もやってみよう、この伝え方はダメだったから次は言い方を変えようと蓄積していきました。

質の高い商談を日頃から意識し、Value Designer Contestで2位

Value Designer Contest 2位受賞、おめでとうございます!入社1年半でValue Designer Contest 2位になれた秘訣・要因を教えてください。
予選に選んでいただいた時、選ばれたからには全力でやろうと思っていました。まさか決勝進出になるとは思っていなくて、ここまで来たからには1位を取りたいと思って臨みました。結果として、1位を取ることはできなかったので、残念ではありますが、来年こそは1位を取りたいと思います。

コンテスト前日は、他社の接客コンテスト動画を見ながら心を落ち着かせていましたね(笑)。本当に今でこそようやく落ち着いて商談していますが、当初は毎回の商談で緊張していました。慣れてくると手を抜くこともできるかもしれませんが、そこは気をつけて、慣れてきても質の高い商談を日頃から維持し続けることを意識しています。そのために自分自身でフィードバックをしています、自分自身で気づいたことは時間が経っても絶対に覚えていると思うので。

今後の目標はありますか?
今はバリューデザイナーなので自分の数値を見ています。副店長や店長になると、自分の数値よりも、その店舗の数値を見られるようになります。自分自身の数字は自分でコントロールしてどうにかできる部分だと思うのですが、人の数値などのアンコントローラブルな部分をどうするかに挑戦してみたいです。

営業成績を上げられるようにサポートしたり、モチベーションを上げるようなコミュニケーションを取ったり、相手によって伝え方とかも違うと思います。やったことがないことだからこそ、そのようなことにもチャレンジしていきたいですね。

-仕事をする上でもっとも意識しているSpiritはありますか?
一番は、「前へ前へ、着実に。」です。学生時代にスポーツをやっていたので、その経験から仕事でも急にズドーンと良くなることはあまりイメージがつかないです。結局、階段を一段一段登るような日々の積み重ねが成長につながるのだと思います。

-Mission「らしく、生きる。」[※1]はどんなことだと思いますか?
それぞれの個性を活かし、それが会社や周りの人たちにプラスになるように行動すること。

会社にとってマイナスになることだったら、それは意味がないと思います。結局、自分らしく生きた上で、それがどれだけ自分や周りにとってプラスになるかというのが大事なのかなと思っています。プラスの作用は、営業の数値で表す人もいれば、場の雰囲気を良くする人や新しい事業を推進する人もいて、それぞれ個性かなと思います。

※1:記事は掲載日時点の内容です。2022年11月1日より企業理念を刷新しました。
新パーパスは「Circular Design for the Earth and Us」、新ミッションは「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」を掲げています。