Sustainability

We are creating a shift away from
material wealth to true abundance.

物質的な豊かさから、
生き方の豊かさへ。

Sustainability News

Sustainability at Valuence

Sustainability  at Valuence

バリュエンスのサステナビリティ​

「リユース」は循環型社会における主要な取り組みの一つであり、
当社の中核をなすリユース事業をグローバルに展開していくことが、持続可能な社会の実現につながると考えています。
さらにESG課題に積極的に取り組み、すべてのステークホルダーが本当に必要なものを絞り込むことで、
当社のミッションである「大切なことにフォーカスして生きる人を増やす」ことができる世界の実現を目指していきます。

Message

私たちは、 誰かの不要なモノを、誰かの必要なモノへとつないでいく、
リユースをコア事業に、さまざまな社会課題の解決に挑んでいます。

物質的な豊かさだけではなく、
人間一人ひとりの生き方の豊かさを追求する、 「大切なことにフォーカスして生きる」こと。
そして、人と地球がともに豊かに、 幸せになりつづける、循環型の事業活動をデザインすることが、
これからの世界の幸せに繋がると考えています。

バリュエンスホールディングス株式会社
代表取締役

嵜本晋輔

Key Themes and Our Aim to be

Key Themes and Our Aim to be

重点テーマとめざす姿

バリュエンスグループは、2030年の目指す姿「Circular Design Company」の実現に向け、
新中期経営計画「To the Next Stage : For 2030 Revival Vision」を策定しました。
また、本計画の策定にあたりマテリアリティを見直し、
新たにバリュエンスグループが取り組むべき4つの重点テーマと指標・目標を設定しました。

Purpose

「Circular Design for the Earth and Us」
の実現

Mission

「大切なことにフォーカスする人を増やす」
の達成

01.
人生の選択肢が広がる
価値提供

02.
モノと思いが循環する
グローバル経済圏

03.
Value Designの
源泉となる文化と人材力

04.
地球・社会にとって
誠実な事業運営

01.

⼈⽣の選択肢が
広がる価値提供

人々が「⼤切なことにフォーカスして⽣きていける」​未来をつくるためには、一人ひとりが自分にとっての豊かな生き方について追求する必要があります。バリュエンスは、お客さまの⼈⽣で起こる​さまざまな選択や場⾯に寄り添い、豊かさを育み、人生における選択肢が広がる商品・サービスを提供することを目指します。

02.

モノと思いが循環する
グローバル経済圏

世界中の人々が「大切なことにフォーカス」できるようになる結果、人と地球がともに豊かになりつづけ、世界の幸せにつながると考えています。バリュエンスは、すべての人が安心して利用できるマーケットプレイスのもと、コミュニティとの共存共栄を通じて、実物資産の循環と心の豊かさが波及するグローバル経済圏を構築し、拡大させることを目指します。

03.

Value Designの
源泉となる文化と人材力

従業員一人ひとりが、夢やキャリアを追求し、​可能性を広げていくアクションを模索しつづけることが、Valuenceに関わるすべての人が大切なことにフォーカスするためのValue Designの起点となります。バリュエンスは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、個性や才能を発揮できるような応援やサポートと、全員が居場所を感じられる文化の醸成を目指します。

04.

地球・社会にとって
誠実な事業運営

私たちが中長期にわたり循環をデザインするためには、豊かな地球環境や社会のもと、強靭なガバナンス体制を構築し持続的に企業を成長させることが必要不可欠です。バリュエンスは、地球環境、社会を含むステークホルダーと誠実に向き合いながら、倫理的かつ公正な判断のもとで事業を運営することを目指します。​

Materiality and its Process of Identification

マテリアリティ特定のプロセス

STEP 1

ESG課題/機会の把握と抽出

ESGに関連する国際的なガイドライン、評価機関などを参考に、マテリアリティの候補となる
ESG課題/機会を抽出しました。

STEP 2

ステークホルダーの声の収集

顧客及び海外を含む全従業員にアンケートを実施し、当社に期待する課題を評価してもらいました。

STEP 3

マテリアリティの特定

経営陣及び有志社員によるワークショップを開催し、重要度の評価を行いました。
それらの結果をもとに、マテリアリティ・マトリックスにマッピングし、17のマテリアリティを特定しました。

STEP 4

承認と分科会の設置

17のマテリアリティはESG推進委員会で審議し、取締役会で承認しました。
これに基づき、マテリアリティを4つの重点テーマに整理しました。
各テーマごとに分科会を設置し、ESG推進委員を責任者として選任しています。

STEP 5

指標、目標、アクションプランの策定

関連部門から選出された代表者で構成される各分科会では、マテリアリティごとに達成度を測るための指標と目標、
およびアクションプランを策定しました。
目標の達成に向け、ESG推進委員会と関連部門との連携を深めていきます。

  • 重大

地球・社会への影響度

  • 重大
  • 重大

事業への影響度

重点テーマ:

  • 人生の選択肢が広がる価値提供
  • モノと思いが循環するグローバル経済圏
  • Value Designの源泉となる文化と人材力
  • 地球・社会にとって誠実な事業運営

Indicators, targets and their progress

Indicators, targets  and their progress

指標と目標と進捗状況

各マテリアリティに対して、評価指標および一部の数値目標を設定しました。
数値目標は、新中期経営計画「To the Next Stage : For 2030 Revival Vision」実行年である2027年と、
「Circular Design Company」の実現年である2030年をターゲットにしています。各重点テーマの分科会責任者の管理のもと、関連部門は設定された指標と目標に基づいて活動計画を策定し、ESG施策を実行・推進します。
各目標の進捗や達成状況については、ESG推進委員会で毎月確認し、取締役会に報告することで、PDCAサイクルを着実に回しています。

重点テーマ マテリアリティ 指標 中期目標(FY27) 目標(FY30) FY24実績 FY25実績
01.
⼈⽣の選択肢が
広がる価値提供
1. 持続可能な消費の促進 Resale Impact(CO₂排出削減貢献量) - - 5,311,106t 26年1月開示予定
リペアサービス提供件数 5万件以上 約4万件 約4.5万件
2. 人生の選択肢が広がる商品とサービスの提供 なんぼや以外(海外含む)の仕入高比率 25%以上 16.1% 18.4%
5. 顧客のファン化と長期的な顧客関係 買取顧客リピーター比率※1 50% 46.8% 49.3%
02.
モノと思いが
循環する
グローバル経済圏
3. 革新的・創造的なマーケットのデザイン オークション委託比率 40%以上 29.0% 38.3%
小売売上高比率 25%以上 16.7% 20.6%
海外仕入高成長率 CAGR 25%以上 - -
7. データプライバシーとサイバーセキュリティ 情報セキュリティに関する従業員研修の実施​率 100% 100%継続 95% 95%
個人情報漏洩に関するヒューマンエラー件数 0件 0件継続 5件 5件
10. コミュニティとの共存共栄 事業活動と社会貢献活動を通じた
コミュニティエンゲージメント状況
- -
  • 地域の子供たちを対象にしたお仕事体験ワークショップの実施(なんぼや鹿児島センテラス天文館店)
  • Valuence INFINITIESを通じたダンス業界のエンパワーメント
  • 社会貢献活動
  • 地域の子供たちを対象にしたお仕事体験ワークショップの実施(11件)
  • Valuence INFINITIESを通じたダンス業界のエンパワーメント
  • HATTRICK Auctionを通じたチャリティオークションの開催(106件)
13. 責任あるマーケティングと消費者意識 法令を遵守したマーケティングと
消費者への有用な情報提供状況​
- - グリーンクレームに関する従業員研修の実施 当社グループのすべてのマーケティングコミュニケーションを対象とした「責任あるマーケティング方針」の策定
03.
Value Designの
源泉となる
文化と人材力
8. 労働安全衛生と従業員のウェルビーイング 従業員エンゲージメントスコア 4.0 4.2 3.6 3.7
9. 人材獲得・定着・人材開発 eNPS -50 -40 -63 -62
離職率​​ 14% 12% 16.1% 15.4%
一人あたり教育時間​​​ 80時間 90時間 74時間 63時間
My Missionの設定率 100% 100%継続 86% 92%
14. DEIB 女性管理職比率※2 25% 30% 13.6% 14.6%
女性取締役比率 - 30% 16.7% 18.2%
男性育休取得率 80% 100% 76.9% 100%
男女賃金格差※3 80% 85% 70.9% 72.8%
04.
地球・社会
にとって
誠実な事業運営
4. ガバナンス・コンプライアンス・ビジネス倫理 グループ行動規範の従業員研修受講率​ 100% 100%継続 - 100%
CGコード※プライム基準​ - 全項目コンプライ - -
6. 人権尊重 人権デューデリジェンスの仕組みの構築状況​ - -
  • グループ人権方針策定
  • 人権に関する従業員研修の実施
人権に関する従業員研修の継続
11. 気候変動対策 GHG排出量削減率(スコープ1,2)
(基準年:FY23)
50% 90% 5.0%増 26年1月開示予定
再生可能エネルギー電力比率 50% 100% 0% 26年1月開示予定
GHG排出量(スコープ1,2,3) - カーボンニュートラル 83,945 t-CO₂e 26年1月開示予定
12. ステークホルダーエンゲージメント ステークホルダーエンゲージメントを
経営に反映させるための仕組みの構築​状況
- - FY25より開示 当社事業活動への影響度評価を踏まえ、8つの主要なステークホルダーを特定
15. 廃棄物管理 プラスチック梱包材における
リサイクル素材使用比率
- 50% FY25より開示 26年1月開示予定
16. 水資源管理 水使用量・排水量把握状況 - - FY25より開示 26年1月開示予定
17. 生物多様性 生物多様性への対応状況 - - FY25より開示 自然資本との関係を評価するため枠組・手法等の情報収集の実施
  • ※1 2回目以降買取成立顧客UU数÷買取成立顧客UU数
  • ※2 2025年8月期より、管理職定義の見直しに伴い2024年8月期実績を再集計
  • ※3 2025年8月期より、算定対象を月間支給人数から月末在籍人数に変更し、2024年8月期実績を再集計

FY25 Progress and Initiatives

FY25 Progress  and Initiatives

FY25進捗状況と取り組み

重点テーマ①

⼈⽣の選択肢が広がる価値提供

マテリアリティ 指標 FY25実績 中期目標(FY27) 目標(FY30)
1. 持続可能な消費の促進 Resale Impact(CO₂排出削減貢献量) 26年1月開示予定 - -
リペアサービス提供件数 約4.5万件 5万件以上
2. 人生の選択肢が広がる商品とサービスの提供 なんぼや以外(海外含む)の仕入高比率 18.4% 25%以上
5. 顧客のファン化と長期的な顧客関係 買取顧客リピーター比率 49.3% 50%
  • ※ 2回目以降買取成立顧客UU数÷買取成立顧客UU数

1. 持続可能な消費の促進

リユース事業に加え、製品寿命を延ばすリペアサービスの拡充にも注力しており、サービスサイトのUX/UI改善、社内教育の充実、オペレーション改善により、技術力と生産性の向上を実現しました。その結果、2025年度のリペアサービス提供件数は約4.5万件に増加しています。2026年度は、さらなるサイトのUX向上や店舗への職人配置などを通じて、サービスの拡大を図ります。
Resale Impactについては、より精緻な削減貢献量の算定方法論への更新を進めており、2026年1月に2025年度の実績を公表予定です。また、環境配慮型店舗への移行も積極的に推進しており、2025年度中に新規出店したすべての買取・小売店舗において、環境配慮素材を店舗資材の一部に採用しています。
さらに、リユースに次ぐ循環の選択肢として、アップサイクル事業にも取り組んでいます。当社のアップサイクル事業は環境省の「デコ活」推進事業に採択されており、スポーツ・エンタメ業界で役目を終えたユニフォームやイベント装飾品を、素材やデザインの特性を活かしながらバッグやアパレルなどへアップサイクルしています。「推し活」による熱量を活用して環境課題への関心を高め、日常生活へのサステナブルファッション導入を促進することで、循環型社会の実現を目指しています。
今後も、リユースを軸にリペアやアップサイクルといった新たなサービスを拡充し、お客さまが「持続可能な選択」を自然に行える環境と体験の提供を通じて、持続可能な消費文化の普及と定着を図ってまいります。

プレオウンド・ブランドショップ「ALLU(アリュー)」、 ALLU SHINJUKUを10月26日(土)にオープン!
スポーツ・エンターテインメント業界におけるアップサイクル事業が環境省「デコ活」推進事業に採択

Value Creation
Story

価値創造ストーリー

1

Input

2

Business
activities

3

Output

4

Outcome

5

Circular Design
for the Earth
and Us

Value
Creation Story

価値創造ストーリー

価値創造の源泉である経営資本をインプットし、
循環型の事業活動をデザインする。
一人ひとりの人生の選択肢が広がる価値を創出し、物質的価値の循環とともに、
心の豊かさが波及していく社会を実現します。

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Stakeholder engagement

Stakeholder  engagement

ステークホルダーエンゲージメント

バリュエンスグループは、一人ひとりの人生の選択肢が広がる価値を創出し、物質的価値の循環とともに心の豊かさが波及していく社会の実現を目指しています。しかし、これは私たちだけで実現できるものではありません。自社の利益を追求するだけでなく、多様なステークホルダーの皆さまと協働することではじめて実現できるものだと認識しています。こうした考えのもと、皆様の声を事業活動に反映させる体制を整え、各ステークホルダーの皆さまに対し、誠実さと透明性のあるエンゲージメントを実施してまいります。

ステークホルダー 提供価値 主な対話方法
お客さま
  • ⼈⽣の選択肢が広がる商品・サービスの提供
  • 対話を通じたご要望やニーズの把握と満足度の向上​
  • 安心して利用できるグローバルプラットフォームの提供​
  • サステナビリティに関する意識啓発
  • お客さまアンケート
  • 営業活動、カスタマーサービス、口コミ等による日々の対話
  • ホームページやメディア等での情報発信
従業員
  • 企業理念の浸透​
  • 人権尊重と多様性を大切にする職場環境の形成
  • 透明性のある公平・公正な人事評価
  • 個性や才能を発揮し、成長できる教育体制の整備
  • 夢やキャリアを追求し、新たな可能性に挑戦できる環境の整備
  • 従業員エンゲージメント調査​
  • 社内イントラサイトでの情報発信​
  • 各種研修・セミナーを通じた能力開発機会の提供と事後アンケートの実施​
  • 経営層による理念浸透研修・四半期報告会​​
株主・投資家/金融機関
  • 経営戦略の妥当性と一貫性​
  • 適切な株主還元​
  • 透明性と信頼性のある情報開示​
  • 株主総会、決算説明会、個別ミーティング​
  • ホームページ、株主通信、各種説明会資料等の情報発信​
  • ESG等に関連する評価・調査機関からのアンケート対応
  • 取引金融機関との定期的な対話・関係構築
ビジネスパートナー
  • 公正で公平な取引関係の構築​
  • リユース業界の発展への貢献​
  • サステナビリティに関する意識啓発
  • 日々の対話、個別ミーティング​
  • ホームページやメディア等での情報発信
政府関係機関
  • 各種関係法令、規制の遵守及び報告・届け出​
  • 専門・関係部署を通じた対話​
  • 業界団体を通じた政策提言​
地域社会
  • 地域の社会課題解決への貢献​
  • 地元コミュニティとの対話​​
業界団体
  • リユース業界の変革推進
  • 気候変動、生物多様性などの課題に対する自社及び業界全体の意識向上と対応の推進
  • 業界団体の活動・勉強会等への参画​
Mission
「大切なことに
フォーカスして
生きる人を増やす」
の体現者
  • 人々の心を動かし、理念への共感と行動を生み出す活動の支援​
  • 南葛SCへの運営支援
  • Valuence INFINITIESやデュアルキャリアメンバーとの日々の対話、理念浸透研修

Collaboration Network

Collaboration  Network

コラボレーションネットワーク

気候変動や生物多様性といった喫緊の課題において、その解決には企業単体だけではなく産業界や自治体、団体等との連携・協力が不可欠と認識しております。
加盟企業との連携を図り、国内外におけるサーキュラーエコノミーへの移行に貢献していきます。

Promotion System

推進体制

サステナビリティへの取り組みはバリュエンスグループにとって重要な経営課題であると考え、取締役会の監督のもと、さまざまな施策を推進しています。取締役会の支援機関としてESG推進委員会を設置し、ESGに関する方針や活動計画、施策等の審議・管理を行います。ESG推進委員会は、委員長であるESG推進担当取締役が指名する委員で構成されています。また、4つの重点テーマごとに分科会を設置して、ESG推進委員を責任者として選任しています。各責任者のもと、関連部門と連携し、バリュエンスグループ全体のESG施策を実行・推進しています。サステナビリティに関するリスクについては、全社のコンプライアンス及びリスク情報の収集と分析を行い、リスクを網羅的・包括的に管理するリスクマネジメント委員会とESG推進委員会が連携して管理を行っています。

Corporate Philanthropy

社会貢献活動

バリュエンスグループは、社会貢献活動を通じた社会課題の解決にも取り組んでいます。
また、活動の推進にあたっては、従業員の参加を積極的に支援しています。

社会貢献活動方針

BLUE BATON
子どもたちと地球のために、
今すぐできること

2018年5月5日、子どもの日にスタートした、すべての子どもが平等にチャンスを得られる社会を願う寄付プログラム。お客さまの着なくなった服の売上全額を、「公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン」へ寄付し、日本の子どもの貧困連鎖をくいとめる活動に貢献します。

BLUE BATON

ESG Data

バリュエンスグループの事業活動における主な
ESG(環境・社会・ガバナンス)データを一覧で開示しています。