SOU 北海道大学との共同研究契約を締結
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ALLAIを活用した中古ブランド品売買へのダイナミックプライシング導入により、ブランドリユース市場での取引における世界的な適正価格算出を目指す
経営ビジョンに「世界中の“価値”をもっとオープンにし、ライフスタイルをスマートにする」を掲げ、リユースのさらなる発展を目指す株式会社SOU(本社:東京都港区、代表取締役社長:嵜本晋輔)は、国立大学法人 北海道大学 大学院情報科学研究科(所在地:北海道札幌市、科長:北裕幸)との共同研究契約を締結し、2019年4月より、中古ブランド品売買へのAIの活用によるダイナミックプライシングの導入と、ブランドリユース市場での取引における世界的な適正価格算出を目指し共同研究を実施いたします。 当社では現在、ブランド品や宝飾品などを「なんぼや」をはじめとした買取専門店で一般消費者の方より買取り、その多くを自社で運営する「STAR BUYERS AUCTION」を通じて同業他社向けに販売するCtoBtoBのビジネスモデルにて、年間50万点以上の中古ブランド品等の売買を行っております。 現在、本ビジネスモデルにおいて、商品の買取時における買取価格の設定、販売時における販売価格の設定は、これまで当社が蓄積してきた過去の取引データ等を元に算出しております。しかしながら当社の属するブランドリユース市場では、取扱い商品が新商品の販売開始等により増え続け、かつ需給のバランスや為替の影響などにより、日々取引価格が変動しているのが現状です。当社では、このような自社のビッグデータ、需給バランス、為替変動などのマルチエージェント環境におけるリアルタイムな適正取引価格の算定(ダイナミックプライシング)が今後の売上・利益の最大化や事業拡大において必須になると考え、この度のAIの導入・活用に向けた北海道大学との共同研究契約の締結に至りました。 この度の研究を共に進めるのは、川村秀憲教授が率いる北海道大学でも50年の歴史を持つ 大学院情報科学研究科 調和系工学研究室です。本研究室では、ディープラーニングを中心とした人工知能の基礎と応用について研究を行っており、現在では年間10件以上の人工知能に関する企業との共同研究とその実用化に取り組んでおります。 なお今回、当社と北海道大学で実施する共同研究の概要は下記の通りです。- ●AIを活用したマルチエージェント環境におけるオークションでのダイナミックプライシング
- ●商品買取時における、上記ダイナミックプライシングを活用した査定金額の自動推測